Office Mizuki
DesignB2B SaaS

Repotto 設計ノート

新しい入力アプリを増やさず、LINE日報をAIで構造化。管理者が見られる集計画面につなぐ現場向けSaaSです。

Status
Trial open
Audience
建設・工事 / 店舗運営 / 不動産管理
Updated
2026.05
Source
repotto.jp
Map

公開できる設計図。

01 Input

LINEで報告

現場はいつもの文面で、日報・写真・数値を送る。入力習慣を大きく変えない。

02 Structure

AIで項目化

自由形式の報告から、日付、現場名、担当者、数値、要対応事項を整理する。

03 Manage

画面で確認

スタッフ別、現場別、カレンダー、月次サマリー、CSV/PDF出力で管理側の手作業を減らす。

Spec

技術とAIの役割。

言語、連携サービス、生成AI、運用ルールを公開できる範囲で整理しました。

Language / Interface

Language
TypeScript / JavaScript 管理画面、連携処理、通知処理を、Webで保守しやすい構成にしています。
Input channel
LINE連携 現場の入力先を増やさず、日報・写真・数値をいつもの流れで受け取ります。
Dashboard
スタッフ別 / 現場別 / カレンダー / 月次サマリー 管理者が集計表を作り直さなくて済む画面を先に設計します。

AI / Technique

Generative AI
AI構造化エンジン モデル名を固定せず、日報の項目抽出、要対応抽出、月次サマリー下書きに使います。Vertex AIは現在の公開仕様から外しています。
Technique
自由記述の構造化 / 業種テンプレート / 人の確認 AIで文章を盛るのではなく、あとから確認できる項目に分解します。
Export
CSV / PDF 月次確認、社内共有、報告資料への転記をしやすくします。

Infra / Operation

Database
Supabase 会社、スタッフ、現場、日報、添付情報を分けて扱う前提のデータ設計です。
Automation
Google Apps Script / 外部API連携 小さく始める業務連携に合わせ、既存ツールとの橋渡しを重視しています。
Payment
Stripe 無料トライアル後の有料化や営業導線を、決済サービス側に分離します。

Security / Operation

Tenant boundary
会社単位でデータを分ける スタッフ、現場、日報、添付情報を会社単位で扱い、他社データと混ざらない前提で設計します。
Access control
管理画面 / 権限 / 招待フロー 公開ページではLPへ誘導し、管理画面URLや認証の細部は出しません。
AI review
AI下書き + 人の確認 要対応抽出や月次サマリーは、人が確認する前提の下書きとして扱います。
01 Why

入力は変えず集計する

日報ツールの失敗は、現場に新しい画面や細かい入力ルールを求めすぎるところから起きます。

Repotto は、現場側の入力負担を増やすのではなく、管理側に整理された集計画面を用意する方向で設計しています。

  • LINE日報を前提に、日報・写真・数値を受け付ける
  • 3営業日以内に初期設定した状態で使い始められる導線
  • 14日間無料トライアル、カード登録不要で導入前の不安を下げる
02 Template

業種別の型から始める

建設、設備工事、飲食、不動産、美容では、日報で拾うべき項目が違います。

空の管理画面を渡すのではなく、業種テンプレートから始めます。

現場名、店舗名、スタッフ、集計軸を最初に決めることで、導入直後から見られる画面になります。

  • 建設・工事: 現場名、作業内容、工種、人数、写真
  • 設備メンテナンス: 点検先、作業区分、対応結果、次回対応
  • 飲食・店舗、不動産管理、美容サロンなどにも初期項目を用意
03 AI

AIは整える役に置く

Repotto の価値は、AIらしい文章を作ることではありません。

バラバラに届く日報を、後から確認できる項目に整えることです。

自由入力を受け止めつつ、管理画面では表やグラフで追えるようにします。

  • 自由形式のテキストから重要項目を抽出する
  • スタッフ別、現場別、日付別に確認できる状態へ整理する
  • CSV/PDF出力で、月次確認や社内共有につなげる
04 Corporate AI

現場に残る設計にする

法人向け生成AIは、デモで動くだけでは不十分です。

誰が入力し、誰が確認し、どこで判断するかまで設計して、初めて業務に残ります。

Repotto はその考え方を、自社プロダクトとして形にしたものです。

  • 現場の入力習慣を壊さない
  • 管理者が見る画面と判断材料を先に決める
  • AI化する部分と、人が確認する部分を分ける
Scope

公開するもの、出さないもの。

信頼につながる設計思想は出します。一方で、悪用・模倣・利用者保護に関わる内部仕様は公開しません。

公開する

  • サービスの目的、対象業種、主要機能
  • LINE日報からダッシュボードへつなぐ利用フロー
  • 料金帯、14日間無料トライアル、導入までの流れ

公開しない

  • 管理画面URL、認証設計、テナント分離、内部管理手順
  • プロンプト全文、AI処理の細部、監視・復旧手順
  • 顧客別設定、未公開ロードマップ、運用上のセキュリティ詳細
Security

守る線を決める。

管理画面URLを前面に出さない

Office Mizuki側の紹介では、利用者が見るべきLPへ誘導します。内部向けの管理画面URLは、問い合わせ前の公開導線に置きません。

会社単位で分ける

会社、スタッフ、現場、日報を分けて扱い、管理者が確認できる範囲を明確にします。公開ページでは認証や内部権限の詳細は出しません。

AI処理を監査しやすく

自由記述を構造化しても、人が確認する余地を残します。要対応事項や月次サマリーは、最終確認を前提にした下書きとして扱います。

Learned

自社で作って、運用して、 支援に戻す。

  1. 01

    現場向けSaaSは、入力体験を増やすより、既存習慣を受け止めた方が続きやすい。

  2. 02

    AIの説明より、何が表になり、何が判断材料になるかを先に見せた方が伝わる。

  3. 03

    法人導入は、契約前に運用後の確認画面を見せると会話が早くなる。

設計思想だけでなく、 実装と運用まで。

自社プロダクトで試した設計・運用の知見を、法人向け生成AI導入、研修、業務自動化に持ち込みます。